創業者与儀八重子 美の言葉 No.2
美の言葉
歴史と革新がもたらす、本来の美しさ
「その人本来の美を引き出し、その日の元気と生きる勇気を与えるのが美容の神髄です。」 創業者与儀八重子が最も大切にしたこの言葉とともに銀座に開業してから70余年。 伝統と先進を見据えながら、本物の技術でお客様の美しさを引き出してきた与儀美容室の根幹にある思いを連載としてお伝えしてまいります。
先天的な美と後天的な美
女性の美しさは、こうして持って生まれた美、即ち先天的の美と、後天的の美とがいっしょになて、つくりあげられるのである。後天的な美とは教養美、健康美、人口美の三つである。
深みのある美しさ、気品のある美しさ、内部からにじみ出る美しさ。これらは皆教養の高さから生まれるものであるから、日常生活のすべてに興味をもち、常に教養を高めること、これを忘れないようにしたい。
美のもとは健康にありといってもいいほど、健康と美とは切り離せない関係がある。溌剌とした美しい容姿は、心身の健康によって得られるものであるから、健康にはくれぐれも注意しなければならない。
最後に人口美、つまりお化粧であるが一言に言って若い間は、若い美しさがあるから、なるべく手をかけないで自然のまま望ましい。中年以降は手をかけるのが望ましい。
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